筥崎宮
目次
どんなところ?
歴史
応神天皇・神功皇后・玉依姫命を祭神とし、延喜21年(西暦921)、醍醐天皇が「敵国降伏」の宸筆を下賜され、現在の地に御社殿を建設。延長元年(923)に穂波郡大分八幡宮から遷座されたのが創建とされる。(諸説あり)
応神天皇(おうじんてんのう)
【八幡大神】
神功皇后(じんぐうこうごう)
【応神天皇の母君】
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
【海の神・神武天皇(じんむてんのう)の母君】
パワースポット
筥崎宮には主に三か所のパワースポットがあります。
訪れた際にはぜひ見てみてください!
1.さざれ石
国歌「君が代」で詠まれている石で、永年の間に雨水で溶けて生じた粘着力の強い乳状液が、小石を凝結して次第に巨岩となったものです。
間近で見ることはできませんが、遠くからでもスピリチュアルな空気を感じることができます!
2.ご神木 筥松
神功皇后は宇美八幡宮で応神天皇を出産し、後産の胞衣を『筥』に納めてその地に埋め、その印に御神木である筥松を植えたそうです。
朱の玉垣には沢山の絵馬がありました。一番大きな絵馬には、有名スポーツチームの戦勝祈願も!
3.湧出石
国に一大事があるとき、地上に姿を現すと言い伝えられ、古くから天変地異を占う霊石とされてきました。
現在はこの石に触れると「運が沸き上がる」と言われている。柵に囲われた中心に意思があります。皆さんもぜひ石に触れて運を沸かせちゃいましょう!
見どころ
筥崎宮には、上記で紹介したスポットの他にも沢山の見どころがあります。
筥崎宮を楽しみつくすためには欠かせないものばかりなので、ぜひこちらも含めてご覧ください!
1.楼門
鳥居を通るとすぐ正面に見えてくるのがこの楼門です。「敵国降伏」の扁額(へんがく)を掲げていることから伏敵門とも呼ばれています。
こちらは国指定重要文化財に指定されています。
とても立派で大きく、間近で見ると圧巻です!
2.一之鳥居
筥崎宮の鳥居は、御本殿近くより数えて一之鳥居、二之鳥居と呼ばれています。この鳥居の柱は三段に切れ、下肥りに台石に続いています。
こちらも国指定重要文化財に指定されています。
この鳥居を、境内方面に真正面から見ると、鳥居の真ん中に楼門を見ることができます。また、境内から道路方面に正面から見ると、二之鳥居まで続く一直線の道を見ることができます。
3.本殿・拝殿
延喜21年に、大宰少弐藤原真材朝臣が神のお告げにより神殿を造営した後、長徳元年、大宰大弐藤原有国が回廊を造営したと伝えられています。元寇の戦火や兵乱などにより幾度かの興廃があったそうです。
こちらも国指定重要文化財に指定されています。
4.蒙古軍船の碇石
モンゴル軍の船の碇として使用されたと伝わる石です。長さ2メートル以上、推定重量は250キロの大きなものです。
こちらを含めた9点が、福岡県指定重要文化財に指定されています。
5.お潮井浜の真砂
筥崎宮前の海岸の真砂を「お潮井」といいます。三月と九月の社日際の日に博多では、お潮井を持ち帰る。このことを「お潮井取り」と言われています。この砂が外出時に事故やけがなどから身を清め、災いを払うものとして使われています。また、境内に置かれている真砂には厄除開運の祈願がされています。
訪れた際にはぜひ持ち帰ってみてください!
6.銭洗御水神
金銭をてぼと呼ばれる籠に入れて、御神水で洗い清めることができます。この時、心清らかに福寿開運を念じます。清め持ち帰ったお金は、使う事で世の中を巡り福を授かるといわれています。
金運アップや開運のご利益があるそうです。ぜひ訪れた際にはお試しください!
7.お守り
・おはじき
筥崎宮では、おはじきのお守りが有名です。
博多人形師によって作られた、粘土で型を取って素焼きしたものです。筥松や御神紋、一之鳥居など、筥崎宮に関係した図柄があしらわれています。縁起物であり、お守りとしてもご利益が望める。2018年3月より通年販売されています。
私はキーホルダータイプを購入しました。こちらは干支があしらわれており、好きな干支を選ぶことができました!
おはじき以外にも、厄除開運や必勝、縁結び、交通安全などのお守りもありました。
おまけ.鳩
筥崎宮には鳩が沢山いました。
境内には鳩の餌が100円で売ってあります。
私も実際に買ってみました!
最中が出てきて、それを半分に割ると中に餌が入っていました。
普通に餌やりしようと思っていたのですが、餌が入っている最中を落っことしてぶちまけてしまいました……。落とした場所に鳩が沢山集まってわらわらとしながら餌を食べていました。
思わぬ形での餌やりとなりましたが、楽しめました!
訪れた際にはぜひ体験してみてください。
アクセスマップ
筥崎宮へのアクセスマップです。
行く手段によってマップを掲示しています。
※すべての出発点を博多駅で設定しています※